2年ほどプレーして
正直何回も飽きました。でもしばらくするとまたやりたくなります。多分信者に近い人種になってしまったので、以下の文章は信者になれた場合のレビューだと考えてください。また、それなりに課金した人間のレビューです。
いいところは、世界観とユニット設定が中二心をくすぐるところ。例えば聖歴の王直属の12人の騎士とか、教祖を護る4人の魔王とか、大好きなあの子のために戦争をふっかける魔界の女王とか。好きなユニットが必ず見つかる(断言)。
ただし、初見だと恐らくちんぷんかんぷんです。私もリリース時からプレーしている友人に解説をもらいながらプレーして、やっと理解できる程度でした。でもTwitterで聞くとかググるとかすればなんとかなります。
これは利点でも欠点でもありますが、ストーリーが断片的だったり、ユニットの名前を直接表記しないところ。例えば、「絶無斧士ギンジ」というキャラは「無を好む少年」「無の斧」「絶無の少年」など、「ギンジ」と表記してくれません。また、ストーリーも断片的で、核心をチラつかせながらも全てを語らない、というスタンスです。おかげで、四六時中ディバゲのことを考えています。
ゲーム性は低いです。運が良ければ半年もしないうちに全てのエリアをクリアできるようになります。ただ、ごく一部のイカれエリアは本当の本当にイカれているので、運が悪いと一生クリアできません。
というかストーリー、イラスト、デザイン以外にいいところは思い浮かびません。育成は面倒臭いし、イカれエリアはイカれているし、コラボスクラッチの当たり枠は1万円程度では到底出ない。
それでも、私はディバゲを好きになってしまったので、面倒臭い育成も、イカれた高難易度エリアも割と楽しいと感じます。スクラッチはカス。
私個人の考えですが、ソシャゲというのは「面白いからやる。飽きたらやめる」という遊び方ができる自由なコンテンツだと思います。コンシューマーだと最初に5000円払うため、気軽にプレーできません。これがソシャゲは無い。だから、一度プレーしてみて、楽しいうちは続けて、飽きたらやめて、そのうち思い出したらまたプレーすればいいんです。私もディバゲと過ごした2年のうち、起動すらしない期間が5〜7ヶ月くらいはあったはずです。
色々不満はありますが、アニメBDを全巻予約するくらいにはハマってしまったので、このレビューを読んでくださった方には、「とりあえずやってみようぜ」と伝えたい。ストーリーなんて読まなくてもいいし、逆にストーリーだけ読んでもいいのです。自由なソシャゲの中でも、特に自由に楽しめるゲーム、それがこのディバゲだと思っています。
このレビューで、ディバゲに少しでも興味を持ってくだされば幸いです。貴方も、聖なる扉の、その先へ、れっつぼーん!
淡雪@雅 about
DivineGateZeroJP, v3.3.0